よくみれば雑食

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ウォシュレットに魅せられてゆく心と身体

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突然ですが、みなさんはウォシュレットって好きですか?

……いや、これは質問のしかたが悪かったですね。答え辛いことこのうえない。言い方を変えましょう。

みなさんはウォシュレットのファンですか?

……え?変わってない?

 

ウォシュレットに対する苦手意識

読者の皆様方におかれましては、唐突かつクレイジーな質問にさぞかし困惑されたことと思います。申し訳ない。

実は私、このたびウォシュレットがないと用が足せない症候群を発症いたしまして。

日本だけでも約6000万人ほどいるという、ウォシュレットがないと用が足せない症候群(以下、ウォシュレット症候群)はその名の通り、ウォシュレット機能がついていない便器では用を足す行為そのものをすることに抵抗ができてしまい、便意を我慢することでの健康被害が問題になり、最悪の場合、死に至るというもの。

そんな恐ろしいウォシュレット症候群の発症者リストに仲間入りを果たしてしまったのだけれど、実は私は以前はウォシュレットが苦手だった。

あ、ちなみに『ウォシュレット』という名称は厳密には超大手、住宅設備機器メーカーであるTOTOが販売する温水洗浄便座の商品名であって、あのおしりにシュワシュワ水が当たる機能がついている便器の総称ではない。しっかりTOTOでの商標登録もされている。

なので正しくは『温水洗浄便座』もしくは『おしりに当たるシャワーみたいなやつ』と表現するのが正しいんだけれど、ややこしくなるので今回はウォシュレットで進めていく。

 

さて、話は私がもともとウォシュレットが苦手だった頃に遡る。

と言っても苦手だった理由は1つしかなくて、『下半身に残る水に濡れたという事実』がどうにも気持ち悪くて子供のころから使用を避けていた。

「は?ちゃんと拭けば濡れてないじゃん」という意見はごもっともで、ぐうの音も出ないのだが、どうしても”尻が濡れてる感”が我慢できなかったのである。

 

尻:「なぁなぁ、オレっち濡れたぜ?風呂に入ったわけでもなく、漏らしたわけでもないのに濡れたぜ?」

 

んなことは言われなくても分かっている。なんせ尻を濡らす原因を作った張本人なのだから。分かりきったことをムダにデカい声で主張してくる、その鬱陶しさがダメだった。

 

パンツ:「なにゆえ拙者まで巻き添えをこうむったのか……解せぬ。」

 

たまに尻と一緒になって私をイジメてくるパンツの存在にも地味にダメージを受けていた。だいたいイジメてくるのはトランクスが多かった。トランクスはなぜか武士っぽい口調のイメージ。

 

ウォシュレットを受け入れはじめる敏感な身体

ということで、しばらくはトイレットペーパーの洗浄力にすべてを委ねていたのだが、ある日ちょっとした出来心で久々にウォシュレットを使ってみた。

するとどうだろう、トイレットペーパーの洗浄力に全エネルギーを注いでいたがゆえに尻からの悲鳴が聞こえることも少なくなかったのだが、ウォシュレットで洗浄することによって尻へのダメージもないうえに、まるで洗顔後のようなサッパリ感を得られたではないか。正確には洗尻後のサッパリ感だが。

なんて清々しい気分なんだろう。大人になって食べ物の好みは変わると言うが、洗尻の好みまで変わるとは思わなかった。自分のなかでのウォシュレットの好感度、爆上げ。DANDAN 心魅かれてくとかそんなもんじゃない。

 

尻:「いやぁ~サッパリしたぜ!最高だなウォシュレット!」

 

尻、絶賛。もう「濡れちまったぜ?」とか余計な事は一切言わない。

 

パンツ:「余は満足じゃ」

 

トランクスに至っては、もはやキャラが変わっている。

尻とパンツも非常に好意的に受け入れてくれたこともあり、この日から私はウォシュレットを愛用するようになっていった。

かくして今では軽度ながらウォシュレット症候群を発症してしまい、緊急時にウォシュレットなしトイレを仕方なく使用したあとも、尻に残る何とも言えない気持ち悪さが不快に感じられるようになってしまった。もうすっかりウォシュレットのファンとなったのである。

そんな私がいま気になっているのは、男子トイレでもたまに見かける『ビデ』のボタン。正直、用途は知っているのだがこれをもし私が押したらどうなるのか…。

好奇心と背徳感がせめぎ合うなか、今のところまだ押せていない。このボタンを押すことで、なんだか足を踏み入れてはいけない領域へ入ってしまいそうな気がするから。

 

ちなみに

私の使用方法である『用を足す⇒拭く⇒トドメにウォシュレットで洗浄⇒水気をふき取る』という手順を友人に話したところ、「それ最初に拭く意味あんの?使い方ちがくね?」と言われてしまった。もはやウォシュレットを愛していると言っても過言ではない私にとって、それは衝撃的な発言だった。

そう言う友人は『用を足す⇒ウォシュレットで即洗浄⇒トイレットペーパーで水気を除去する』という使い方をしていると聞いて、「それじゃあいろいろ飛び散って不衛生だ!」と反論したところ、周りを巻き込んでのウォシュレット事変に発展してしまった。

最終的に「ウォシュレットがない生活なんて考えられない!」VS「ウォシュレットがなくても死にゃあしない!」というところまで話が大きくなったのだが、結局、ウォシュレット事変は友人軍の勝利で幕を閉じた。

勝負の決め手となったのは自軍の大将である私の不用意な発言、「でも自宅にウォシュレットは付いていない」である。