よくみれば雑食

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雑食系男子が日々の出来事やお役立ち情報、気になる話題など幅広く書いてます

コンビニにポテチ買いにいったらカッパからおしるこをもらった話

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「おぉぅい!にいちゃん!ちょっと待てぃ~」

 

うわぁ…完全に酔っ払いだよ。久々に絡まれたよ酔っ払いに。もう完全に目がイッちゃってるもん。

本来ならここは無視して事なきを得るのが定石。逃げるべきというのが一般論。関わらないのが間違いなく正解。

でもなぜだろう…!すごく惹かれる…!

うおぉぉぉ!どうする!どうする俺!目の前のオッサンから面白そうなニオイがプンプンしている…!うおぉぉぉぉぉぉぉ…!!!

 

なんですか?何か用ですか?

どうも!好奇心に負けたカザマです!

これは仕方ない。いちブロガーとしてこんなおもしろイベントをスルーすることなんてできない。

(※今回はリアリティを追求して一人称は"俺"で書いていきます)

 

カザマ、オッサンと出会う

話は遡ること10分前。

長かった1週間も終わり、次の日は休みということで今日は夜更かしするぞー!と意気込んでみたものの、夜中の12時過ぎに小腹がすいてなんかソワソワする。

でも外出るの面倒だし、ゲームでもやってればそのうち気も紛れるだろ。

(数分後・・・)

ぐぬぬ…。なんだろう、ものすごくポテチが食べたい…!ポテチのコンソメパンチが食べたい…!あのいかにも体に悪そうな濃厚な味がすごく恋しい…!!

うぅ~…我慢できん!買いにいこ!

てことで最寄りのコンビニに行く途中、木にもたれ掛かっているオッサンを発見。

あの体制は完全に酔っ払いのそれだ。あそこで吐いてるんだろうか。まぁ、俺にはそんなことは関係ない。今はコンソメパンチのことだけ考えてただ真っ直ぐ進むのみ!まってろよー!コンソメパ

「うぅおーい!そこのにいちゃぁーん!」←実際には文字に出来ない発音

 

…え?なに?俺ロックオンされてる?

いやいや、まさか。幻覚か何かと戦ってるんだろ。

酔っ払いは無視してコンソ

「おぉぅい!そこの青いにいちゃん!ちょっと待てぃ~!」

 

うわぁ…完全にロックオンされてる…。(水色のダウンジャケット装備中のカザマ)

「にいちゃん、こっちゃこいこい。」

今までピクリとも動かなかった木の精霊が急に、まるで水を得た魚のように動き出すあたり、俺は何か持っているのかもしれない。木なのに魚とか自分で言っててよく分からない。

とにかくこんなクレイジーなオッサンは無視するに限る。もう立ち止まっちゃったから無視失敗してるけど、今立ち去ればまだ間に合う。オッサンのペースに引き込まれちゃダメだ。

 

「おう、あんな、おっちゃんはカッパやねんぞ」

 

え、なにそれちょっと詳しく聞かせて。

 

オッサン、カッパであることを暴露

卑怯だぞ!オッサン!見た目は完全に猪八戒なのに自己紹介の第一声がカッパとかそんなん絶対おもしろいに決まってるじゃん!

もうナントカパンチのことはすっかり頭から抜けていて、ただもう目の前のカッパ(自称)に興味津々の俺。

「あんな…。おっちゃんカッパの世界から追放されてん…。」

なんか急にカッパのオッサンが暗い過去を語りだしたぞ。なにそれすげぇ気になる。

「なんで追放されたかわかるか?なんでか言うたらな……キャバ嬢の名刺、嫁にバレてん…」

急に生々しいなオイ!なんだそれ!カッパの嫁さんなのか、人間とカッパの異文化婚なのかとかいろいろ聞きたいことが出てきちゃったよオイ!

「ほんでな、帰れんわけよ。だからここでこうして東京タワー△#◎×?」

あ、出だしのインパクトが強すぎてすっかり忘れてたけどこのカッパ酔ってるんだった。なに言ってんだコイツ。

このご時世、どうやらカッパも出稼ぎに出てこざるを得ないのでしょう。くたびれたスーツからはなんとも言えない哀愁とともに数十年という人間界での生活の苦労が滲み出ている。いつまでも川の中で「あー、空からキュウリでも降ってこねぇかな…」とか言っていられる時代は終わったんだね。2017年の日本の現実は厳しい。

と同情しているうちにカッパがまた静かになってきたので、そろそろお開きということだろうか。

いやはや、なんとも貴重な経験をした。まさかカッパと会話ができるなんて。これはさっそく家に戻ってブログのネタに…

 

「おう!にいちゃん!あんたええやつや!なに飲む!?(唐突)」

 

カッパ復活した━━(゚∀゚)━━!!

 

カザマ、カッパとコンビニ前で飲み会をひらく

「よっしゃ!ビールやな!ちょっとそこで待っとれ!」

 

カッパが飲み物を買ってくれるというので、遠慮なく注文してみた。

カッパと乾杯できるのなんて俺か三蔵法師くらいじゃないのか。肝心のカッパは猪八戒みたいな体型してるけどな。

ちなみにカッパは既にウイスキー20リットルと焼酎50リットルを飲んでるそう。バキュームカーかよ。

「おう、またせたな!」

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ちょっとまて、おまえ『おしるこ』て。ウソだろ。

なにをどうしたらビールとおしるこを間違えるんだよ。一文字もあってねぇしサイズ感も違うし、なんなら温度も全然ちがうじゃねぇか。この時期には嬉しいホッカホカのおしるこじゃねぇか。おまえビールってなんのことか知ってるか?

しかも俺にはおしるこを買ってきておいて自分はちゃっかりワンカップを買っているあたり、このカッパめ、できる。

…あ、でも普通においしい。

 

カッパ、帰宅命令が出る

「カッパってのはな、水道水で生きてんねや。飲むんや。全身で浴びるように飲むんや。」

マジかよ。現代社会に順応しすぎだろ。カルキとか大丈夫なのかよカッパ。

ちなみにおまえ今、手に持ってるそれ日本酒だからな。それ浴びようとしてるけどマジで後悔するからやめとけな?

 

そんなカッパとの楽しいひとときもついに終わってしまうことに。

「あんちゃん、付き合ってくれてありがとな。満足したから帰るわ。」

おいカッパのオッサン大丈夫かよ。いま戻ったらヤベェんじゃねぇのか。

「嫁からはよ帰ってこいって。さっき電話きてな。メチャクチャ怒ってたわwww」

あ、さっきおしるこ買いに行ったときにちょっと時間かかってたのは電話してたからか。ていうかおまえそれ笑ってる場合じゃねぇぞ。マジで。

また生きて会えるのを楽しみにしてるぜカッパのオッサン。

 

カッパのオッサンへ

背景、カッパのオッサンへ。

あの夜は楽しい話をいっぱい聞かせてくれてありがとう。

ブログでは端折ってるけど、実際は1時間くらい喋りっぱなしだったカッパのオッサン。

今では夜にあの木の前を通るたびにオッサンがもたれ掛かっていないか期待してる俺がいます。

またいつか会えたらそのときはカッパは住民税を払っていないって話の続き聞かせてください。

楽しみにしています。

カザマ

 

P.S

カッパのオッサン、「帰るわ~!じゃ~な~!」と言いながらコインランドリーに入っていきましたが、そこは異空間のトンネルなのでしょうか。

次回はそのあたりも詳しく聞かせてください。

では。