よくみれば雑食

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エスパー少年の寝言には頭のなかでさえも返事をしてはいけない

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本当にあった怖い体験談。

 

といっても霊的なやつじゃなくてドキッとしたっていうエピソードなんですけども。

もう心のなか読まれちゃったらどうしようもないじゃない?

 

寝言に返事をしてはいけないと言われるけど

寝言に対して返事をすると寝ている人の脳がパニックを起こしてダメージを与えてしまうなんて話は一度は聞いたことがあるかもしれない。

また、寝言は近くにいる霊と会話をしているからといった都市伝説のような話も有名だったりするけど、実は寝言に返事をしてはいけない理由っていうのは科学的に証明されているらしい。

 

寝言はどうして発生するのか

まず私たちはその日の出来事を寝ている間に脳が整理して記憶に定着させる。本来、その脳の作業中は思考と肉体は接続が外れているので睡眠中は基本的に静かに寝ている。いわゆる金縛りも科学的見識ではこの接続が外れている状態で脳だけが何らかの理由で覚醒してしまうことで起こる現象だと考えられているらしい。

しかし、接続が完全に切れていないもしくは何かのきっかけで接続されてしまうと整理作業中の情報が口を伝って出てしまうというのだ。

 

寝言に返事してはいけない理由

寝言が発生するメカニズムを知っていると自ずと寝言に対して反応してはいけない理由も分かる。そう、寝言に対して話しかける=新たな情報をインプットさせてしまうことで脳の整理作業を邪魔してしまうのだ。

眠りは常に浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を交互に繰り返している。このサイクルは90分で1周していて、浅い眠りのときに目覚めると朝もすっきり起きることができる。睡眠時間を90分刻みで自分にあったタイミングを探すのが良いと言われる理由もここにある。

脳の整理作業はこの眠りの浅いタイミングに行われるのだけど、この作業を妨害してしまうことで眠りのサイクルを妨げる原因になってしまうのだそう。サイクルが乱れれば当然ながら睡眠の質は低下するため、寝たつもりでも身体がダルく頭もスッキリしない。

これがいわゆる『寝言に応えることで発生するダメージ』という表現になるのだろう。

 

エスパー少年の寝言は厄介である

前置きが長くなってしまったけれど、とにかく傍で寝ている人が寝言を言っていてもそっとしておいてあげるのが良いということは分かった。しかし寝言に反応してはいけないということが分かっていても、相手がエスパーだった場合は話は別だ。こちらに悪気がなくても無条件にダメージを与えてしまうことになる。

それは中学校の林間学校でクラスメイト数人とお泊りをしたときの話。教師の見回りをかいくぐりながらトランプで負けたやつが好きな女子の名前を暴露するという定番のゲームを夜中まで楽しんだのちに就寝。私の隣にはスズキくんが寝ていた。

ちなみにスズキくんは当時みんなにアボと呼ばれていた。『アボ』というあだ名の名付け親は判明しなかったし、クラスメイトのみならず本人でさえもなぜアボと呼ばれているのかは分かっていなかったけど、とにかく彼はアボだった。アボは中性的なかわいい顔をしていて、それっぽい恰好をすれば女子と見分けがつかないような美男子だった。というか仕草もどこか女子っぽかった。今にして思えばいわゆるオネエの素質があったんじゃないかと思う。いちばん驚いたのは風呂に入ったときだ。髪はそんなに長いわけでもないのに女性みたいな流し方をするし、風呂上がりには頭の上にソフトクリームが乗っかっていた。

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(※イメージ図)

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(※イメージ図)

 

寝ながらペペロンチーノに異常な執着を見せるアボ

みんながぐっすりと寝静まった夜中に尿意を催し、トイレに行こうとすると隣で寝ていたアボがゴニョゴニョと寝言を言っていた。

耳をすませて聞いてみると、「おいおいおーい、ちょっとどこ行くのぉ~?」「ん~?ペペロンチィ~↓ノォ~↑」という癇に障るイントネーションでなぜか食べ物の名前を言っていた。あと萌えキャラを狙っているのか謎のポージングもしていた。このポージングは今でも忠実に再現できるほど鮮明に覚えている。ちなみにこの日はスズキくんはおろか我々は誰もペペロンチーノを口にしていないので、いつの記憶を整理しているのかサッパリである。

そんなアボの寝言を聞きながら子供心ながら「(こいつアホだな…明日みんなに言いふらしてやろーっとw)」と思っていると、アボに「こらっ!!やめなさい!!」と叱られた。そのときあまりの驚きに声とオシッコを漏らしそうになったけどどちらもグッと堪えた。もしやアボは起きている…?とも思ったがアボは何事もなかったかのように脳内のペペロンチーノの整理に戻っていた。それに心の中で思ったことなんだから、例え起きていようと分かりっこない。エスパーでもない限りは。

 

アボと答え合わせ

結局、トイレから戻ってくるころにはアボはペペロンチーノの整理を終えてまたスヤスヤと寝息を立てていた。

先ほどのあまりにも衝撃的な出来事にまだ心臓がドキドキしている。まさか睡眠中の人に心のなかを読まれるなんて…。楽しい林間学校でなんとも恐ろしい体験をしてしまった。

翌朝、髪に保湿クリームのようなものを塗布している女子力MAXのアボに昨夜の出来事を聞いてみると本人は何も覚えていなかった。やはりぐっすり眠っていたことは間違いないようだった。もしかするとアボはオネエとエスパーの素質を秘めていたのかもしれない。

まさかこんな形で身近にいるエスパー少年の存在を知ることになるとは思ってもみなかった。昨夜のあれは人知を超えた能力と対峙した貴重な体験だ。このことを忘れないためにも今夜はぐっすり眠ってしっかりと記憶に定着させよう。そしてこのことを胸に刻んで生きていこう、そう決心した。

で、決心の表れとしてまずは昨夜のペペロンチーノ事件をしっかりとみんなに言いふらした。